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プログラムの内容

Year 1 and 2

グローバルヘルス卓越コースワーク

主なモジュール

  • 熱帯医学
  • 疫学・統計学
  • 地球環境・衛生学
  • 保健政策・マネージメント
  • 国際地域保健学
  • 社会行動科学
上記のTMGH研究科の各モジュールの中に、それぞれ1科目程度のアドバンスト科目を新設します。
卓越大学院学生及び卓越大学院候補学生は、所属研究科のカリキュラムに加えてこれらのアドバンスト科目を履修します。
プログラム2年目までのコースワークは、LSHTMの教員と教材を基盤として構築したTMGH研究科のモジュールをベースに、本プログラムのレベルに則したアドバンスト科目を設定した「グローバルヘルス卓越コースワーク」を受講し、高度な知識と技術を学びます。 さらに、研究プロジェクト(多くはアジア・アフリカの海外研究フィールドでの国際共同研究を想定)を通じて、知識や技術を定着させるとともに、学生の国際的コミュニケーション能力や現場で研究を遂行する実践力を養います。
また、プログラム2年目終了時にUpgrade Examinationを実施し、本試験において優秀な成績を獲得することが出来なかった場合、卓越大学院学生としてプログラムの3年目に進級することができない場合もある等、卓越した学生を養成するための厳格な質の管理を実施します。
  • 本プログラムのレベルに則した独自のコースワークで高度な知識と技術を修得
    本プログラムのレベルに則した独自のコースワークで高度な知識と技術を修得
  • 2年目終了時に進級試験を実施し、卓越した学生を養成するための厳格な質の管理を徹底
    2年目終了時に進級試験を実施し、卓越した学生を養成するための厳格な質の管理を徹底
Year 3, 4, and 5

グローバルヘルス卓越リサーチワークモジュール

チーム型研究指導

実利的な目的を明確に設定し、課題解決型の研究指導を実施。 LSHTMをはじめとする連携機関と本プログラム教員が合同で実施する国際共同研究に参画する中で卓越した研究指導を受ける。
プログラム3年目以降は、「グローバルヘルス卓越リサーチワークモジュール」を開講し、本学教員及び国内外の教育・研究機関に所属する世界レベルの研究者により構成される複数(3名以上)の指導教員からなるチームの研究指導「チーム型研究指導」を受けます。
また、学生が国境や専門領域、官民等のセクターを越えて研究活動に従事できる環境を提供するためリサーチワーク(研究)中心とします。さらに、卓越大学院学生として研究を遂行するためには、プログラム3年目及び4年目終了時に実施するQualifying Examinationに合格する必要があり、本試験において優秀な成績を獲得することが出来なかった場合、卓越大学院学生として次年度に進級することができません。
  • 国際共同研究に参画し、世界トップレベルの研究指導を受けるチーム型研究指導
    国際共同研究に参画し、世界トップレベルの研究指導を受けるチーム型研究指導
  • 自身の属する様々なセクターを越えて研究活動に従事できる環境を提供するためのリサーチワーク
    自身の属する様々なセクターを越えて研究活動に従事できる環境を提供するためのリサーチワーク

卓越大学院プログラム規定

  • NU WISE Programme students

    卓越大学院正規生

    TMGH研究科入学試験により選抜。定員8名程度。
  • NU WISE Programme students

    卓越大学院候補学生

    所属する研究科長(多文化社会学研究科、工学研究科、水産・環境科学総合研究科、医歯薬学総合研究科、TMGH研究科)より推薦しプログラム運営委員会によって許可された者。
本プログラムに参加を希望する学生
year 1
year 2
year 3
year 4
year 5
世界を動かし地球規模の健康課題を解決できる
真に卓越したグローバルヘルス人材を輩出

選抜試験

プログラム1年目終了時

コースワーク成績判定によるフォローアップ。(※4年博士課程の学生は、プログラム2年目から本プログラムを履修する。)

プログラム2年目終了時

Upgrade Examination実施

プログラム3年目終了時

Qualifying Examination1実施

プログラム4年目終了時

Qualifying Examination2実施

プログラム5年目終了時

論文審査及び最終試験
<論文審査委員>
・本学教員
・連携先機関を中心とした著名な研究者
・国内外から当該分野を先導する現役の外部審査員

学生に聞く

Kei Katsuno
NU-LSHTM Joint PhD Programme

鹿角 契

GHIT Fund投資戦略 兼 ガバメント・リレーションズ シニアディレクター
国立国際医療研究センターにて医師として勤務したのち、フルブライト奨学生として米国ジョンズホプキンス大学院で公衆衛生修士号(MPH)を取得。その後、米国East West Center、世界銀行勤務(ヘルススペシャリスト)を経て、2013年より現職。東京大学医学部医学科卒業。日本・米国 (ECFMG)の医師資格を有する。東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻生物医化学教室非常勤講師。日米リーダーシッププログラム・フェロー。
現在グローバルヘルス領域において多くの保健プログラムが実施されているものの、今もなお低所得国を中心に感染症による健康問題は解決されていません。特に、感染症を予防、診断、そして治療するために必要な医薬品、ワクチン、診断薬の開発は不十分だと考えられています。私は長崎大学・LSHTMジョイントPhDプログラムで、感染症に対する創薬開発、イノベーションを如何に促進、加速できるかということを研究する予定です。研究を通してグローバルヘルス製品開発分野における障壁を同定し、低所得国で蔓延する感染症の撲滅に向け、実行可能な戦略を検討したいと考えています。卓越大学院プログラムの一環として自身の研究を進められることに感謝すると共に、同プログラムにより多岐にわたる分野での研究が進むことで、社会における諸問題が解決されることを心から望んでおります。
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